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2005.11.21 バルセロナ



エスパーニャ駅で下車。


エスパーニャ広場。
夜には噴水ショーがあったりします。
広場からすぐのカタルーニャ美術館。
モンジュイックの丘の麓です。


お腹空いて倒れそうなのでカフェで軽食を。
木漏れ日が気持ちいい☆


で、ここに来た目的はカタルーニャ美術館の脇にある


ドイツの巨匠、ミース・ファン・デル・ローエのバルセロナパビリオン!
バルセロナ万博のために建設された後解体されて20年前に再建されました。
ミースは建物の設計にとどまらずインテリアデザイン、家具デザインも手掛けています。
このとき生まれたのが名作と言われるバルセロナチェアなのです。

┃The Fundacio Mies van der Rohe
http://www.miesbcn.com/


さぁいよいよ見学!と近づいてみたら何やらフォーマルな装いの人々が…。
なんと!今日はパーティーが行われていたらしく見学ができないとのこと!!
ショック…。


もう意地でガラス越しの
バルセロナチェア(のオットマン?)を記念撮影。


内部は、変に資料の展示とかしたりしないで当時のインテリアで再現されているらしい。残念だけどしょうがない、ガウディ設計のグエル邸に向かうことにしました。


バルセロナのウォーターフロント、ポルト・ベイ(バルセロナ港)。
地中海を航行する客船が停泊中です。
宙に浮いてるのはテレフェリックという4人乗りのロープウェイ。


近くには万博の時に建てられた
コロンブスの塔があります。
結構フンまみれ。
2人乗りのエレベーターで
上まで登れるらしい。


この港から伸びてるランブラス通りを歩いてグエル邸を探します。


川を埋め立てて作られた通り。
綺麗な並木道です。
やたらとあちこちに大道芸人がいます。


確かこの路地を入った所がグエル邸なはず…


あれー? 工事中!!
またも撃沈。


ガウディの理解者でありパトロンでもあった実業家グエルが、セカンドハウスとして設計を依頼したら予想以上の出来映えで、感激してこちらをメインの家にしてしまったという初期の傑作。…見たかったなぁ。


かろうじて見える屋上のオブジェだけ記念撮影。
さっきからこんなんばっか…。


気を取り直して、ランブラス通り沿いにあるサン・ジュセップ市場を探検!


サン・ジュゼップ市場
別名ボケリア市場。
バルセロナ最大の市場です。


左から、カラフルな果物、地中海の恵み、豚の足。
それぞれの売り場の幾何学模様のようなディスプレイも見応えがあります。
奥にはバルもあって食事をすることも可能。
市場の入口では大道芸も始まったりしてかなり賑やかでした。

でもこのランブラス通りは治安があまり良くないので注意が必要です。
何度も物乞いが小銭くれと近づいてきました。

そんな物乞いとかスリに気をつけつつ、天気もいいのでこのままグラシア通りまで歩いてカサ・ミラに行くことにしました。


マドリッド銀行のマークはクマ。
街のあちこちにクマのATMがあって和みます。
昨日買い物したエル・コルテ・イングレス(右)


あれこれ見ながら30分くらい歩いてカサ・ミラに到着。


1910年に国会議員ミラの邸宅として建てられ、
今は一部が賃貸アパートになっていて5世帯が暮らしています。
昨日行ったモンセラットにも似てるなぁと思ったら、
実際にモンセラットで切り出した石灰岩が使われていて
石切場を意味する「ラ・ペドレラ」とも呼ばれてるそうです。


中は心地いい曲線ワールド! 入ってすぐは吹き抜けになっています。


カサ・ミラには一つとして四角い部屋はありません。
動物が造った迷路のような巣、という印象。

最上階はアスパイ・ガウディというガウディ博物館になっています。
エレベーターでがーっと上昇。


放物線アーチが洞窟っぽい雰囲気。
ここにも構造実験の模型がありました。


ひとととり展示を見たら、オタノシミの屋上へ!


屋上には不思議な形のオブジェ(排気塔)が天に向かって生えていて奇妙な空間。
でもバルセロナが一望できて気持ちいい。


兜をつけた兵士っぽい。 日が落ちてライトアップ開始。
陰影が濃くなってきました。


一番星も見つけたので5階にある住居部分を見に行くことにしました。


20世紀初頭のブルジョアファミリーの住まいが再現されています。
床、天井、オーナメント等はガウディのオリジナルそのままで残されています。

廊下に置かれたガウディデザインの二人掛けの椅子(左)
ドアノブも葉っぱの形だったり手の形だったり凝りまくりです。
私はこの魚の尾ひれ(?)が気に入りました。

でもこういうドアノブとか蔦のような手すりとかの装飾はガウディではなくジュジョールによるもの。
ガウディの影に隠れてしまうけど実はすごいアーティストだと思います。

最近、カサ・ミラに住んでる方のインタビューをテレビで見たんですが「こんな素晴らしい芸術作品に住めるなんて幸せ」と言ってました。そのお宅には小さな子供がいて、こんな家で育ったらどんな大人になるんだろうと、まったくの他人ながらその子の成長が楽しみになってしまいました。

それにこんなことも言ってました。
「曲線に囲まれていると精神的に守られてるような気がする」。
おぉー、やっぱり!!

確かカサ・ミラは世界遺産に登録されてるはず。
世界遺産に住めるなんて凄いなあ。
賃貸だし、賃料は相場と変わらないらしいのでチャンスがあれば住めるかもしれません。


カサ・ミラを出て、通り沿いにあったバルで夕食。


賑やかで美味しいバルでした。


歩き回ってノドからからだったのでサングリアのデカンタを頼み、ガブ飲みしてました。(サングリアはアンダルシア地方の飲物だそうですが…。)
疲れた体に甘いアルコールが染み渡り、かなりいい気分。
タパス(おつまみ)で気に入ったのは白いんげんとチョリソの煮込み、たこをニンニクとハーブで炒めたようなもの、日本でスパニッシュオムレツと言われる野菜がどさっと入った卵料理。

カウンター席だったのでガラスケースの中のいろんなタパスを眺めるのも面白かったです。



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